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合成樹脂のお話
最先端素材を
ものづくりの現場へ

持続可能社会を支える高機能樹脂

樹脂は何から造られるのでしょうか。石油やガスから、植物などのバイオマスまで、幅広い原料が合成樹脂になります。限りある天然資源を有効活用し、素材の持つ力を最大限引き出す最先端素材をワールド化成は目的に合わせてご提案します。
低環境負荷のバイオプラや生分解性プラ、リサイクルを前提とした新製品の設計など、サプライチェーン全体を通じた環境配慮型のスキーム構築についてもぜひご相談ください。

超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)

超高分子量ポリエチレン(Ultra High Molecular Weight Polyethylene :UHMW-PE)は、通常2~30万の分子量を100~700万まで高めたポリエチレンでエンジニアリングプラスチックのひとつです。

ナイロン、ポリアセタールよりも耐摩耗性に優れ、フッ素樹脂並みの低摩擦性(自己潤滑性)を有し、またポリカーボネートを上回る非常に高い耐衝撃性を持っており、低温までの幅広い温度領域でもこの特性を発揮できる材料です。

これらの特性を活かして、搬送ラインのガイドレール、農機具部品、ホッパー・サイロのライニング材、スノーモービルのスプロケットやホイール、スキー・スノーボードの滑走面などに使用されています。またフィルムとして、OA機器や携帯電話等の摺動部に利用されており、その優れた性能を発揮しています。


耐薬品性があり、食品安全衛生樹脂であるため、食品加工ラインのコンベア素材としても優れた特性を活かした利用が期待されます。
ワールド化成では、フィルム素材を中心にUHMW-PEの活用を幅広い業界へとご提案しています。

リサイクル樹脂が活躍しています

・ボールペンにリサイクル樹脂が採用されている事をご存知でしたか?

CDやCD-R、光ファイバーケーブルなどを生産する際には、成形工程でどうしても廃樹脂が発生します。こうした樹脂をワールド化成では再生樹脂として蘇らせ、筆記具から自動車部品まで、幅広い製品の材料として活躍させるお手伝いをしています。

プラスチックにはどんな種類がある?

合成樹脂とは高分子化合物でできた物質で一般にプラスチックと呼ばれています。その特徴としては
・電気を通さない(絶縁体)
・水や薬品などに強く腐食しにくい(耐水、耐油、耐薬品性)
・燃えやすい
・紫外線に弱く、太陽光に当たる場所では劣化が早い
などの性質を持っています。
しかし最近では上記の性質にあてはまらない、電気を通す導電性プラスチックや、微生物によって分解される生分解性プラスチック、燃えにくい難燃性プラスチックなども目的に合わせて作られるようになりました。
プラスチックには100種類以上の材料・グレードがあり、ビニール袋や食品保存容器、ペットボトルなどの日用品から、鉄以上の強度を持ち宇宙開発や航空機、新幹線などの部品として用いられるスーパーエンジニアリングプラスチックまで、極めて広範囲で活用されています。

・熱に対する変化
プラスチックには熱を加えると柔らかくなる熱可塑性樹脂、逆に加熱すると硬くなる熱硬化性樹脂があります。

・熱硬化性樹脂
熱硬化性樹脂は、液体から粘土状の柔らかい状態の樹脂(低分子量)を加熱することで重合(分子が互いに結合を起こして高分子の網目構造になること)して、硬化して元に戻らなくなる性質を持っています。
A液(基剤)とB液(硬化剤)を混ぜて使うエポキシ接着剤も熱硬化性樹脂の一種。2つの液を混ぜることによって重合反応が起こっています。
熱硬化性樹脂は一旦硬化してしまうと熱や溶剤に強いので、電気部品や家具の塗装、焼き付け塗料などに使用されています。

・熱可塑性樹脂
熱可塑性樹脂は、加熱することによって軟らかくなり、目的の形に成形できる性質を持っています。金型をつかった射出成形加工などを行うことで、様々な製品を作ることができます。ポリエチレン (PE)、ポリプロピレン (PP)、ポリ塩化ビニル (PVC)、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン (PS)、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)、アクリル樹脂 (PMMA)など様々なプラスチックが熱可塑性樹脂に分類されます。


・エンジニアリングプラスチック
金属並みの強度や耐摩耗性能を持つプラスチックは、エンジニアリングプラスチックと呼ばれます。家電製品に使われている歯車から、CDなどの記録媒体、PETボトルなどの容器まで、幅広い用途に用いられています。
ポリアミド[ナイロン](PA)、ポリアセタール (POM)、ポリカーボネート (PC)、変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)、ポリブチレンテレフタレート (PBT)、ポリエチレンテレフタレート (PET)、などがエンジニアリングプラスチックに分類されます。上に挙げた超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)もエンジニアリングプラスチックです。


・スーパーエンジニアリングプラスチック
エンジニアリングプラスチックよりもさらに高い熱変形温度と長期使用出来る特性を持つプラスチックが、スーパーエンジニアリングプラスチックです。
ポリフェニレンスルファイド (PPS)、ポリテトラフロロエチレン(PTFE:テフロン)、ポリスルホン (PSF)、ポリエーテルサルフォン (PES)、非晶ポリアリレート (PAR)、液晶ポリマー (LCP)、ポリエーテルエーテルケトン (PEEK)、熱可塑性ポリイミド (PI)、ポリアミドイミド (PAI)、などがスーパーエンジニアリングプラスチックに分類されます。


・植物由来のプラスチック
植物やバイオマスを原料とするプラスチックが、環境負荷低減の面で注目を集めています。こうしたプラスチックをバイオプラスチックとも呼びます。
デンプンや糖の含有量の多いトウモロコシやサトウキビなどが主な原料で、太陽光による光合成によって作られた有機物を原料とするため、CO2の排出を増やさないカーボンニュートラルの性質を持っています。
また、焼却時の燃焼熱が低くダイオキシン類が発生しない、微生物によって分解される生分解性プラスチックとしての性質を持つ、など優れた環境特性を備えています。

これって樹脂?

・稲わら、麦わら、木くず50%に熱可塑性樹脂を50%入れた『板』

樹脂でしょうか?木でしょうか?それとも草でしょうか?
ワールド化成では、商品化しています。
使用済みの廃材などを回収、選別した木屑や、農業生産において発生する麦わらなどと、リサイクルプラスチックのペレットを原材料にした合成木材は、次世代の建築材料として優れた特性を持っています。
合成木材は節などがなく均一な強度をもち、釘打ち、ネジ組み付けなど木材同様の施工のしやすさがありながら、100%リサイクル素材を利用している材料のため、建築産業のゼロエミッション化を促進することができる優れた環境素材です。
植物素材を樹脂で包んでいるため、木材よりも耐朽性が高く、燃えにくく、シロアリなどによる侵食にも強い素材です。


・電動ノコギリ、ナイフ、包丁でも切れません。
作業安全服・防弾チョッキ・光ファイバーに最適な樹脂も、WKが販売しています。
ナイロン、ケブラー、トワロン、テクノーラなどのポリアミド、アラミド繊維は、高耐熱性・高強度のエンジニアリングプラスチックです。
鉄の5倍もの引張強度を持っており、高温下でも物性が変化しにくく、燃えにくいため、刃物による切断や衝撃にも強いことから、スチールワイヤーやガラス繊維などを置き換えて、ラジアルタイヤのタイヤコード、光ファイバーケーブルのシース線、防弾チョッキ、ヘルメットなどの用途に用いられています。

タイヤ

 


リサイクルペール缶

樹脂でも、接着剤でも、油でも、必要なのは中の材料だけです。運ぶのに使用する「ペール缶」などの容器は材料を使用した後はゴミになってしまいます。

そこでWKは『リサイクルペール缶』を推奨します。材料を使い終わったペール缶をWKが回収し、洗浄、粉砕してペレット化して、再度ペール缶に戻して循環させています。

回収、洗浄、粉砕、再製品化の流れ

回収、洗滌、粉砕、再製品化の流れ

 


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